結婚までの付き合い (食事)

コムソーヤです。

今回は、ハイスペック女子の食事について紹介します。

最近では、幸せピーク時の投稿が多くなるSNSの影響で、開店したばかり・外観/内装が素敵・おいしい・高価で評判の高いオシャレ系レストランで食事したことがステータスとなるため、そこで食事したことを投稿する記事が増えています。世の男性も、自身のステータスの高さアピール・女性陣への高感度Upを狙ってオシャレ系レストランでの食事を増やし、facebookに投稿しています。ところが、体が資本であるハイスペック女子は、そのようなSNSの影響に流されること無く食生活をマイペースに進めます。ハイスペック女子は、生活習慣病予防上の理由(総カロリー量がわからない、濃い味が好きになる、油が多いなど)でオシャレ系のお店を含めた外食は最小限にし、日々現実的に多くの食事をヘルシーでリーズナブル(コストが低い)にすませています。

では、どのような食事がハイスペック女子の胃袋を満たしているのかですが。これはずばり「野菜」です。論より証拠、厚生労働省が調査している「国民健康・栄養調査」の結果レポートを見てみましょう。

リンク:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000020qbb-att/2r98520000021c30.pdf

表8の食生活⇒3.野菜摂取量を見てください。

世帯収入が「200万円以上~600万円未満」のレンジの男子は276gであるのに対し、「600万円以上」のレンジの女子の場合は305gとなっています。世帯収入ではありますが、収入と野菜摂取量には明らかに「収入増⇒野菜摂取量増」と、「男性より女性のほうが野菜の摂取量が多い」の二つの傾向がわかります。

野菜以外では、ハイスペック女子の食事の特徴は以下になります。

・ 外食よりも自炊を好む
  新鮮な野菜・肉で料理を作る。野菜、肉ともに必要な分を毎日購入する。
  週末に時間をとり、買い置きできる野菜(根菜)を購入
  週末の間に、作り置きができる野菜料理を作る。
  仕事が忙しいときの夕食は、蒸気作り置きの野菜だけの食事になるが苦痛にならない。

・ 外食の場合
  外食でも野菜は必須。リーズナブルに野菜を取るため、中華・和食の定食屋を好む。
  中華と和食なら、使われる油の量で中華より和食を好む。
  チェーン店の場合は、大戸屋・和食さとなどの和食チェーンが好まれる。

・ 料理の好み
  「薄味」、「バランス」を重視。バランスでは炭水化物・肉・野菜の量に注目します。
  バランス上不要な料理は、平気で残す。
  ハイスペック女子が残した料理は食べられない。食べると「太る」と怒られる。

外食よりも自炊を好むハイスペック女子は、一人暮らしをしている場合は付き合い始めて結構早い段階で男性を自分の部屋に呼び食事をご馳走します。しかし、日ごろ濃い味を好み、進んで野菜を食べていないため、男性にとってこの招待が苦痛になります。なぜなら、ハイスペック女子は自炊になると薄い味付け・圧倒的な量(男性の食事量を考慮し、多めに作られることが多い)の野菜料理を作り、招待を受けた男性はそれを完食しなくてはならないからです。私も若いころにハイスペック女子の手料理をご馳走になったときに、汁物・野菜料理の薄味には辟易することが多くありました。量を食べることは何とかなっても、味付けはどうしようもありません。しかし、自慢の手料理に調味料の追加を許してくれる彼女たちではありません。そこでどうするかですが、若いころの私は以下の方法でしのいでいました。

・ 小さな容器に出汁を入れて持ち込み、席をはずした隙に目を盗んで料理に追加
・ 比較的濃い味付けになる、肉の味付けに利用されているソースと野菜を絡める
・ 味の濃いお酒・ジュースを「好みの飲み物」と言って持ち込み、飲みながら食べる

そんな私も今は40代となり、濃い味を自然と好まなくなりましたので薄味でも大丈夫になりました。しかし、若いころ薄味だけは我慢できず、上に書いたような手段を考えて手料理に対応していました。
※ほかに良い作戦がありましたら、コメントお願いします。

また、ハイスペック女子の味付けを変更したことが一回ありました。このときは、以下のように説得しました。

・ 男性は上品な薄味より濃い味を好む
・ 薄味で満足しないと、深夜に抜け出して小腹満たしにラーメン屋や牛丼屋に行くよと脅す
・ これではオーバーカロリーとなり、本末転倒では?

ここまで説明すると、「自己管理できないの?」と口撃されますが、「ムリムリ」と繰り返すと「よしよし」とハイスペック女子お得意の「男性操作」モードに入り、濃い味を許してくれます。もちろん、そのあとはパートナーに健康を考えてくれていることへの感謝を伝えご機嫌をとりましょう。そして、その目的なら「トータルで摂取する塩分」を調整したいと伝え、食事を作るときには「濃い味で少量か、薄味で多いか、どっち?と聞いてくれ」、とお願いすることを忘れないように。そして、耐えられる薄味なら多く、耐えられないなら濃い味にしてもらって少量、と量で塩分を調整してもらうことに慣れてもらいましょう。

よく結婚式の挨拶で、「新婦は新郎の胃袋をしっかり握りましょう」と言われます。食事は一生のことです。ハイスペック女子との格差婚をご検討の皆様、あなたの胃袋をしっかりと握ってもらうべく、彼女たちの母性を利用して主張するところはしっかりと主張し、健康にもあなたの食欲にも良い食生活で健康になりましょう。

ではでは。

Rome was not built in a day.