格差婚の最適パートナー(女性編)

コムソーヤです。

さて、今回は男性目線で見た、格差婚のパートナーとなる女性についてお話させてください。このblogは「格差婚」というカテゴリですので、紹介するのは「格差婚に適した女性の特徴」に絞っています。長い結婚生活、皆様の交際・結婚生活を円満にするためにも、パートナーのことはしっかりと理解しておきましょう。

逆説的ではありますが、円満な格差婚のためにパートナー(女性)に求められる特徴は、男性の本質に起因しています。ここで言う男性の本質、それは「プライド」です。私も今の妻と結婚してわかったのですが、格差婚をするととにかく周りの友人・同僚(特に男性)からは「嫉妬」されます。嫉妬のタイプも色々あるので別の機会に記事にしますが、今回の記事に関することでは、周りから「妻にスペックで勝てないの、それでも男?」というストーリーに沿った冷やかしを多く受けるようになることが挙げられます。プライドのある男性にとって、この周りからのプレッシャーは結構キツいのです。

たとえば、仕事でミスをすると「そんなんじゃ奥さんに笑われるぞ!」とか「だらしないのは家だけにしてくれ!」といった説教とも冷やかしとも取れない言葉を浴びるようになります。格差婚を選んだ時点で、カップルである二人は「男性は女性より上」というジェンダーは乗り越えています。そのため、夫婦生活でプライドを傷つけられることは少ないのですが、周りの人はまだ「男のほうが偉くあるべき」というレトロなジェンダーに取り付かれていることが問題です。このジェンダープレッシャーから男性がひどい言葉を受けるようになり、これがボディブローのように男性のプライドを痛めつけるようになります。

この嫉妬を乗り越えるためにスペック以外で女性に求められるスキル、それは「社交性」と「癒し」です。まず社交性の有効なところは、あなたのパートナーへの親近感が生まれるところです。ハイスペック女子も、仕事の話をしなければ職場を離れたプライベートな場ではそのスキルを発揮する場が無いため、食事や飲み会などでは参加者がスペック差を感じることはありません。その結果、「最初は[パートナーの肩書き]だから緊張したけど、会ってみたら普通の人じゃん」との印象を持ってくれます。さらに、不思議なもので先ほどのような印象を持ってくれると、パートナーが持つ肩書きに対するコンプレックスが消えて男性陣への嫉妬の感情も薄らいでいきます。このことから、結婚が決まったら早めに機会を設け、職場の同僚にはパートナーを会わせるようにしましょう。経験上、この作戦は大変効果があります。

次の癒しは、男性の仕事が不調なときに必要なスキルです。男性は、プライドから「こんなつまらない失敗をした、パートナーは優秀だからこんなミスはしないよな。」とか、「恥ずかしくてこんなこと相談できない。」と自分を卑下し、激しく落ち込みます。この落ち込んだ心の隙間に、妻に対するコンプレックスが入り込んできます。その結果、パートナーとの喧嘩、最悪の場合は愚痴を聞いてくれる別の女性との不倫などへ進んでしまうこともあります。しかし、パートナーが日ごろから癒しオーラを出していれば失敗しても気軽に話せますし、相談の結果アドバイスを活かして失敗を挽回できるようにもなります。職場で失敗することは多々あります。そのため、パートナーとなるハイスペック女子と失敗を共有できるかは男性にとって大きなウェイトを占める問題なのです。

以上をまとめると、格差婚のパートナーとなるハイスペック女子に求められる特徴は以下になります。社交性と癒しは、カップル期間にしっかりと相性を確認しておくと良いと思います。

1. お仕事
格差婚ですので、スペックとしては以前紹介した「ハイスペック女子」で紹介した要素を有する方、つまりキャリア公務員・医者・弁護士・公認会計士一級建築士外資系金融社員、一部上場企業社員、といった肩書きを有している方になります。

2. 社交性
ここでの社交性は、業界で顔が広いとか、多くの知人がいるとかではありません。男性の同僚・友人と普通に楽しく雑談が話せればよいレベルのものです。婚前にでも一回、普通の居酒屋などであなたの友人との飲み会でも企画し、参加をお願いしてみてはどうでしょうか。参加O.K.なら、相手をバカにしない、話しを盛り上げられるかを確認し、飲み会後は男性陣の印象を確認しておくと良いでしょう。

3. 癒し
愚痴を黙って聞いてくれる、アドバイスを押し付けない、が癒しのポイントです。結婚を決める前にちょっとした相談事をお願いして、癒しスキルを確認しておくと良いでしょう。

ではでは。

Rome was not built in a day.

三国志の知識で米中関係を読み解く

中国が近いうちに崩壊する・・・多くのメディアでこの見出しをこれまで多く見てきました。
多くの日本人、それも知識人含めて「中国はまずい」といっています。そして、来るべき中国の崩壊への備えとともに「やっぱり日本は強い」と安心している日本人が多くいます。しかし、この中国のイメージが中国自らによって作られていたとしたらどうでしょう?「敵の自己満足を引き出して、警戒態勢をとらせない」作戦として、年1兆円の資金をかけてこのイメージを作り出しています。このような、中国の真の姿・驚くべき戦略を皆様も良く知る三国志などの中国史のエピソードを交えて紹介しているのが本書2049。

・2049
http://www.amazon.co.jp/dp/B0152SPEQE

2049は西暦2049年のことで、この戦略で中国が世界の覇権を握る目標の年をあらわしています。歴史に詳しい人ならこの年が中国の建国100周年であることはご存知でしょう。そう、本書で紹介されている中国の戦略はなんと100年計画。計画名も「100年マラソン」と呼ばれています。

その計画の大枠は2章で説明され、それ以降の章では実際の戦略が述べられています。個人的には、3章にある戦略(自分たちを弱者だとアメリカをだましつつアメリカの力を利用して強国となりソ連を倒した戦略)と、7章にある対アメリカ戦争を想定した軍備に対する考え方(核ではなく情報兵器を持つ、圧倒的低コストで敵兵器を無力化する武器を集中的に開発する、など)が印象に残りました。

紹介されているのは米中関係になりますが、これから組織内で企画を立てる人は、社内のインフルエンサーの支援を得るためにどのように振舞えばよいのか、ということを知るためにも本書の知識は利用できます。

作者は元CIAの中国情報分析の専門家。ニクソン大統領時代からの中国のスペシャリストで、親中派だった過去を捨て、中国と敵対する覚悟で本書を上梓。

「格差婚」の定義

コムソーヤです。

今回は、このblogで紹介したい格差婚・格差カップルについて、いくつか定義しておきたいと思います。紹介したいのは、以下の内容になります。

1. 格差婚・格差カップルとは
2. 「ハイスペック女子」とは

以下、それぞれ紹介します。

1. 格差婚・格差カップルとは
・ 女性のほうが、社会的地位・収入が高いことが「肩書き」でわかる夫婦、カップル
  例:男性:サラリーマン
    女性:キャリア公務員・医者・弁護士・公認会計士一級建築士外資系金融、一部上場企業社員、etc…

2. 「ハイスペック女子」とは
・ 上記のように、肩書きで社会的地位・収入の高いことがわかる女性

 

どうでしょうか?私のこれまでの経験から、このblogを書く前提としてまずは上記の定義を皆様と共有させてもらいたい、と思い書かせていただきました。今後、「格差婚・格差カップル」に関する記事を投稿しますが、記事を読んでもらうときにはぜひ「格差婚・格差カップル、ハイスペック女子ってああいう意味だったなぁ」、と思い出してもらいたいのです。思い出してもらえると、格差婚・格差カップルをとりまく「女性上位の男女格差がある二人」の交際で男性・女性がともに感じるジェンダープレッシャーに対するご理解を深めてもらえると思います。

ではでは。

Rome was not built in a day.

 

格差婚とは?

はじめまして!一般サラリーマンながら、「奇跡的に」ハイスペック女子と結婚、子供も授かり幸せに生活している「コムソーヤ」と言います。

このblogでは、私のつたない格差婚&格差カップル時代の体験談を紹介したいと思います。ネットなどで格差婚(ハイスペック女子&一般男性の組み合わせ)になることを悩んでいる方々が多くいることを知り、格差婚・格差カップル経験者として恋愛・結婚・育児についての経験を紹介したいと思いました。

最近、安倍首相も「一億総活躍」構想をブチあげるなど、女性の更なる社会進出が求められています。しかし、中小企業白書などの調査によると、「女性が働き続けられない理由」のNo.1として「出産・子育て」があげられています。このことからわかるように、「普通に」結婚・育児をしながら働く女性を取り巻く環境はまだまだ厳しいのが現状です。この状況が続くと、出産・育児と言う避けられない理由で、優秀な女性が社会で活躍する機会が失われてしまうことが懸念されます。それでは「一億総活躍」もままならず、優秀な女性が活躍できないことからあるべき状態と比較して国力も下がって将来の日本がジリ貧になることが予想されます。

難しいことはわかっていますが、夫婦ともに幸せになりながら「ハイスペック女子」と呼ばれる高スキル&高収入女性が結婚・育児を行い、さらに職場でパフォーマンスを発揮するためのヒントになれば、と思っています。私の経験が読者の皆様のお役に立てれば、こんなにうれしいことはありません。

では、よろしくお願いします。

Rome was not built in a day.[ローマは一日してならず]

blog 始めます

はじめまして、コムソーヤです。

リンクの「AS」は、いつまでも勉強あるのみ、の意味を込めた「Always Study」の省略です。子供のころから好奇心旺盛で、得た知識を書籍やWebの記事連載などにまとめ、記事を書く仕事もしていました。しかし、結婚・育児を機に家族との時間を大事にしたいと考え、結婚後は執筆や講演のお仕事をご依頼いただいてもお断りさせていただいていました。それでも、日々の家族とのふれあいや仕事中の「ふっ」とした時に、「なぜ?なぜ?」と考え思考のスパイラルに入る自分がいることを意識するようになることが多くなり、何気ない時にまとめた考えを文章にしたくなっている自分の存在に気づきました。そこで、久々になりますがブログをはじめることにします。テーマはITの技術動向/経営、ワークライフバランスとグローバル経済とします。

まずIT。最近ではクラウドによるインパクトで、IT産業に限らずすべての活動の構造が根本から揺るがされています。具体的には、AI、BI、人工知能ビッグデータなどのハイテク領域にとどまらず、IoTやFinTechなどは産業・生活の変革という、革命的な変化が起きています。技術は、当事者でもあるので公開情報の事実説明中心で紹介します。あわせて、個人の趣味で財務諸表を読むことが多いので、これら技術の動向を技術の面からでなく、経営の観点からも紹介し、有益な情報を提供できればと思っています。

次にワークライフバランス。私は、妻のほうが社会的地位が高い、いわゆる「格差婚」夫婦です。これからの時代、女性の社会進出を考慮すると「格差婚」は当然増えると予想しています。しかし、やはり日本では「男子たるもの・・・」との考えが主流であり、「格差婚」夫婦の取り巻く環境はなかなか厳しいと考えています。そこで、自分の経験から、格差婚を実現するための工夫・配慮を紹介します。

グローバル経済は、まったくの門外漢ですが、英語の勉強にいろいろと本や主流な情報誌(WSJ、FT、Business WeekThe Economistなど)を読むのが好きなこともあり、経営領域を中心に面白かった情報を紹介します。この分野は素人談議になりますが、ネットでの議論を経済・政治思想的観点から読み解くことをやってみたいと思います。

と、まずは拙いですがブログのご紹介から。日常で接した情報を、「ほんの少し」深掘りした形で、どんどん紹介します。ご購読のほどよろしくお願いいたします!